いったいHyperloop Oneで何が起きているのだろうか? 人間をA地点からB地点まで時速750マイル(1200 km/h)で発射することを提唱する未来的輸送システムのことだ。
このスタートアップはHyperloop TransportationからHyperloop Oneへと社名を変え、今春ネバダの砂漠でテストを開始し、800万ドルのシリーズB調達ラウンドを発表し、幹部のいざこざ問題に見舞われ、前共同ファウンダーが訴訟を起こし、続いてHyperloop Oneも対抗訴訟を起こした。デモ施設を建設し、モスクワではロシアの主要投資家グループと、ドバイでは世界第3位の輸送会社、DP Worldと組むなど、全世界の主要地域で大規模な運輸事業を行う計画を発表した。
そうそう、Hyperloop Oneの共同ファウンダー、Shervin Pishevarには、数週間後に控えた本誌のDisruptイベントで壇上に登場してもらう予定だ。
当然ながらわれわれは、提案されているhyperloopのテクノロジーがどこまで現実に近づいているかを、自分たちの目で見る時だと考えた。
CTO・共同ファウンダー(かつ元SpaceXエンジニア)のJosh Giegelが、同社が本社内で取り組んでいるものを覗き見させてくれた。そこでわれわれは、もしHyperloop Oneがそのスピードを実現できれば、ごく近いに将来にわれわれの世界や生き方を変えるに違いないシステムの一端を見ることができた。
上のビデオでは、もうすぐ私たち自身やAmazonで注文したあらゆる商品を、1日以内に世界中どこへでも送り届けられるようになる時代の始まりを見ることができる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)