学生生徒とエキスパートをビデオチャットで一対一に結びつける学習マーケットプレースPopExpertが、Learn Capital率いるラウンドにより200万ドルを調達した。この投資には、Jeff Skoll、Ken Howery、Michael Chasen、Expansion VCらも参加した。
このサイトの仕組みは簡単で、ユーザは自分が学習したいことでサイト内を検索する。エキスパートたちは、“生活(人生)、仕事、遊び”の三大カテゴリーのサブカテゴリー: 瞑想、栄養、人間関係、生産性、キャリアモニタリング、言語、音楽、などなどで分類されている。
たとえば“ヨガ”で検索すると、エキスパートたちのリストが現れ、資格、経歴、一回のセッションのお値段などが記されている。ユーザはエキスパートを選び、セッションをスケジュールし、そして待つ。支払決済もPopExpertが代行するので、最初から最後までほかのサイトやページへ行く必要がない。
同社によると、一対一の学習はほかのどの学習方法よりも格段に優れている。
“知能指数よりも教育指数が重視される分野…瞑想、Excelのトレーニング、スタイリング、写真のテクニックなどなど…にうちは力を入れている”、とファウンダのIngrid Sandersは語る。“そして教育指数の向上のためにはエキスパートによる個人教授がもっとも効果的であり、しかも一対一の対話体験に勝る効率的な学習方法はほかにない”。
このサービスは今のところ、もっぱら招待制だが、ここで“授業料”を稼いでいる登録エキスパートは1000名あまりいる。エキスパートは、PopExpert自身が、インターネット上の情報や本などから探し出している。とくに、専門書を出しているか、ネット上のリビューで好評か、などが重視される。
PopExpertの収益は、各授業料から得られる小額のマージンだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))