LINEは8月6日、コミュニケーションアプリ「LINE」において、トークを作らずとも、指定URLにアクセスすると最大500名がグループビデオ通話に参加できる新機能「LINEミーティング」の提供を開始した。スマホ版LINEのバージョン10.13.0以上、PC版バージョン6.2.0以上で利用可能。
LINEミーティングでは、ミーティング作成者は、まずトークルームでURLを発行する。このURLを通じてLINEの友だちを招待するか、友人などとのトークでURLをシェアし、参加者にミーティングを開催することを伝える。参加者は、ミーティング開催時間に、指定URLにアクセスするだけでグループ通話に参加できる。ミーティング途中でも新たな参加者を招待可能で、スマホ・PCのどちらからでも利用できる。
スマホの画面のシェアはじめ、YouTubeを一緒に視聴できる「みんなで見る」機能、エフェクトやフィルターも利用可能。スマホ版では106種類のエフェクトと41種類のフィルター、PC版では12種類のフィルターを用意しており、別アプリをダウンロードする必要がない。背景エフェクトでは、スマホ版・PC版ともに、初期設定にある画像と自分が設定した画像のどちらも利用できる。
またLINEミーティングは、18歳未満の者と年齢認証を経ていない者には利用制限を設けている。さらに、迷惑行為への対策として、32桁以上の複雑なミーティングURLを設定、URL以外の経路で通話に参加ができないような仕様を採用。URLを知らないユーザーが参加できないようもしている。万が一、意図しないユーザーが参加したり、迷惑行為をするユーザーがいたりした場合は、強制的にグループ通話から退出させられる「Kick out」機能を用意している。
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