[筆者: Michael Seo]
LinkMeは、左の写真のようなリストバンドないしブレスレット(腕輪)だが、スマートフォンにBluetoothで接続してSMSやソーシャルメディアのアップデートをテキストでスクロール表示する。その表示装置は、LEDである。
スマートウォッチやスマートブレスレットをちらっと見ることは、あなたのぴっちりしすぎているジーンズのポケットからアラーム音の鳴っているデバイスをあせって取り出すより簡便である。だが今のところ、それらの多くはデザインがださすぎる。たとえばスマートウォッチPebbleは、機能的にはすばらしいがルックスは不格好で退屈だ。あれを腕にはめている自分を、人に見られたくないね。
LinkMeは文句なしに美しい。単純なクロームメッキのリングで、それを腕につける。リングを覆っているLEDディスプレイは、デザイン的に腕輪本体とうまく融合している。ちょうどニューヨークのタイムズスクウェアの電光ニュースのように、青または赤の文字で長いテキストをスクロールする。
表示するものは、テキストなら何でもよい。SMS、ソーシャルメディアのアップデート、フライト情報、個人的リマインダー(備忘録メモ)、アラート、などなど。メッセージを表示しないときはデフォルトで時刻を表示するから、腕時計としても使える。
しかし機能性では、Pebbleの方がLinkMeよりもいろんな点で上だ。Pebbleは表示がeインクだから、グラフィクスも含めていろんな表示ができる。複数行のテキストも一挙に見られる。LinkMeでは、メッセージが最後までスクロールしていくのを、じっと待たなければならない。
しかしLinkMeには、これなら腕にはめてもいいな、と思わせる何かがある。機能性よりも美、ということだろうか。でもAppleがいかにもAppleらしいスマートウォッチを発売したら、あっさりと、「機能も美も」になってしまうだろう。
でも、今のところ、ぼくはLinkMeが気に入っている。
LinkMeは今KickStarterで資金募集中なので、99ドル‘出資’すると一つもらえる。目標額は、5月5日までに10万ドルだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))