Bitcoinは初めて1万4000ドルを超え、さらに空高く舞い上がっている。 しかしbitcoinマイニングを容易にしようとするあるプロジェクトはハッキング被害により少なくとも6000万ドルを失ったようだ。
NiceHashはコンピューター能力に空き時間があるオーナーと新たなbitcoinを「採掘」するマイナーを仲介するマーケットプレイスだ。同社がFacebookページで確認したところによると、ハッカーによって多額のbitcoinが持ち去られたという。
NiceHashはオペレーションを24時間停止して正確にどんなことが起きたのか、どれほどの被害を受けたのか調査中だ。Coindeskの記事によると、ユーザーが利用していた同社のウォレットには4,736.42BTCが含まれ、これは6000万ドル以上の価値があるとされる。
NiceHashではこのハッキングの後、NiceHashまたそれ以外のウォレットへのパスワードを変更することをことをユーザーに勧めている。
最近暗号通貨に関連するセキュリティー問題ではbitcoinよりEthereumが話題になっていた。11月にParity Technologiesのウォレットに発見された脆弱性で1億5000万ドル相当のETHが凍結されることとなった。Parityの脆弱性は7月にも150,000 ETHが盗まれる(当時の価値で3000万ドル)という問題を起こしていた。
画像: Bryce Durbin/TechCrunch
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)