“遊び”に特化した投稿型メディア「PLAYLIFE」を運営するプレイライフは7月31日、環境エネルギー投資、みずほキャピタル、セゾン・ベンチャーズ、池田泉州キャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズの各社が運営するファンドを引受先とする総額約1億3000万円の第三者割当増資を実施したと発表した。
PLAYLIFEは、登録ユーザーが実名で、実際に体験した遊びのプランをノウハウとして投稿し、遊び情報を検索・共有・投稿できるユーザー参加型メディア。1記事につき、写真の付いたスポットを3カ所以上登録するルールがあるため、「食べログ」や「Retty」などの飲食店の口コミサイトや「NAVERまとめ」などと比べると、旅行やデートなど、半日〜1日の過ごし方を提案するスタイルの記事が多く、また“インスタ映え”を意識したスポットの紹介記事も目立つ。2017年3月に月間利用者数300万人を突破し、成長を続けているという。
プレイライフは2013年6月の設立で、2015年11月にはCOENT VENTURE PARTNERS PTE. LTD.や個人投資家を引受先とした総額6000万円の資金調達を行っている。代表取締役CEOの佐藤太一はDeNAやアクセンチュアでコンサルタントとして働いた経験を持つ人物だ。
今回の資金調達により、プレイライフでは、PLAYLIFEのサービス拡大に向けた開発体制の強化、コンテンツ強化、営業などの体制強化を図るとしている。また、地方活性化を支援する法人・自治体向けのサービス開発など、新規サービス開発も進めていくという。
代表の佐藤氏は資金調達について「これまで社員たった2名で運営してきた組織を大きく強化・拡大して、日本全国の遊びを制覇するとともに、すべての遊びたい人たちの背中を押すサービスを創っていく」「人生において、思い出に残る大事な瞬間は『仲間との遊びの時間』。この時間をもっとたくさん味わうために、今まで以上に本気で遊びと向き合い、遊びに悩み、遊び倒していきたい」とコメントしている。