家の固定電話を出先のあなたのスマホに転送するVoice Bridge、とくに無精者におすすめ

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外出しているときなんか、家の電話から5マイルの延長ケーブルを引いて電話に出れるようにしたい、と思ったことはないかな。そんな人には、InvoxiaのVoice Bridgeがあれば、世界一周旅行をしたって大丈夫だ。それはあなたの陸線(固定電話)にWi-Fiで接続する仮想電話で、スマホのアプリから利用する。

It's a box. With a light.

それは箱である。ライトがついている。

この、外側にスイッチもボタンも何もないシンプルな箱は、見かけよりお利口だ。おたくの、長年酷使された気の毒な陸線電話に、最後のご奉公をさせることができる。この99ドルのVoice Bridgeボックスを電話機のソケットに挿入し、Wi-Fiにつなぐ。電話会社から見れば、Voice Bridgeは通常の電話機のふりをしているいたずら者だ。でも、セットアップの苦労などは何もない。

iOSAndroidのアプリで設定を終えたら、固定電話にかかってきた電話がスマートフォンへ転送される。たったのそれだけだ。

電話を転送するだけでなく、Voice Bridgeはユーザーのアドレス帳と同期して、固定電話にかけてきた人の発信者番号を教える。複数の人が同時に応答することもできるから、即席の電話会議が可能だ。

かなりグッドアイデアだけど、99ドルはちょっと高い。同じことをGoogle Voiceならただでできるし、Twilioの即席ハックなど、ほかの方法もある。しかも今では、多くの電話会社が無料または安価な電話転送サービスを提供している。ただし、その設定が1990年代的に相当ややこしいから、やりたくない人もいるだろう。

Voice Bridgeは、技術についてちょっとでも詳しい人には売れないと思うが、世の中には、99ドル出してもいいから楽をしたい、という人は多いのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))