世界に250万人(2022年2月現在)のユーザーを有するプログラミング学習サービス「Progate」(プロゲート)を提供するProgateは3月29日、実務のような経験が積めるという新しい学習サービス「Progate Path」のクローズドベータ版テスターの募集を開始した。Progate Path正式版の公開は、2022年内を予定している。
Progateは、プログラミング学習を始めるための入口と評価され、2018年から現在までにユーザー数を4倍に伸ばしたという。しかし、Progateの次に何を学べばよいかわからない、Progateだけではエンジニアにはなれないといった意見が多く寄せられ、入口から先の学習機会の提供が課題になっていた。そこで1年以上をかけて開発したのが、この実務に近い実践的な体験が積めるプログラミング学習サービス「Progate Path(β版)」だ。
演習内容には「実務で直面するような具体的な課題を用意」し、「エンジニアになるために必要な体験」を積むことができる。ユーザーは、演習内容に沿って自分で環境構築を行い、実務と同じようにローカル環境で作業を行うようになっている。Progateの独自開発によるコマンドラインインターフェイス「Progate CLI」でコードを判定し、Progate Pathに送信するため、ローカル環境でコードを書きながら、いつでも自分自身のコードが正しいかを確認できるという。
応募方法は、「Progate Path(β版)」のサイト(https://beta.path.progate.com/)にアクセスして、「βに登録」ボタンをクリックし、必要情報を書き込む。Progateアカウントとメールアドレスの登録が必要になるが、アカウントを持っていない場合はProgate公式サイトで無料で作ることができる。
参加が認められた人には、βテスト開始の際に知らせが届く。応募者が多数の場合は抽選となる。4月上旬から順次開始する予定とのことだが、応募状況によって時期は変動する場合がある。