新しいスタートアップ、Rokokoはゲーム制作者やインディーの映像作家のために手頃な価格で入手できる高品質なモーションキャプチャー・スーツを開発した。
ハリウッドやテレビ局のスタジオではグリーンバックの前でスポットマークを付けた専用スーツを着た俳優やスタントマンがさまざまな動作を撮影されている場面を見たことがあるだろう。RokokoのSmartsuit Proはこれらとほとんど同様の精度で、かつインディー映像作家にも入手可能なモーションキャプチャー・スーツを提供する。予定価格は2500ドルだ。
Rokotoの製品は見たところニンジャのコスチュームのようだ。19個のジャイロセンサーを内臓しており、着用者の動作を記録する。このスーツには専用のソフトウェアがバンドルされているが、取得されたデータはUnity、Blender、Mayaなどポピュラーなアニメーション・プラットフォームにエクスポート可能だ。
ファウンダーのJakob Balslevは8年の経験をもつベテラン映像作家でもある。Rokotoは最初の予約分、300着の出荷を開始したところだという。Baslevによれば、スター・ウォーズの撮影にも関わっているプロを含め、多くのビッグネームが購入しているという。
Baslevはサンフランシスコ・バレエのプリンシパルの一人、Fran Chungと共にTechCrunchのスタジオを訪問してデモを披露してくれた。Chungの驚くべきバレエの動作がどのようにアニメーションに変換されるか上のビデオをご覧いただきたい。このスーツの能力がよくわかると思う。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)