消費者用3Dプリンターの決定版を自称するUltimakerのUltimaker 3はプリントヘッドが2つあり、異なる素材で同時プリント可能

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Ultimakerが同社の3Dプリンターの最後のメジャーアップデートをしてから、すでに3年あまりが経つ。その間、このオランダの企業は、大型機Ultimaker 2 Extendedやポータブル機Ultimaker 2 Goを出したりした。とくに後者は、こんな奇妙な副産物を生み出した。でも同社はこれまで、もっぱら、もっと本格的に新しい新製品に取り組んでいたのだ。

同社のCEOによると、その本格的な新製品Ultimaker 3は、“3年間の開発の成果であり”、とりわけ消費者に好まれると思われるのは、その斬新なルックスと、そこから予感・期待される新しい機能の数々だ、という。

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その新しい機能のトップに来るのが、デュアルエクストルージョンシステム(dual-extrusion system)、つまりプラスチック押出成形のためのヘッドが、二つある。色や性質の異なる2種類の素材を、同時に使用できる。まるで、2色のソフトクリームのように。

内部的機能もアップグレードされ、細かい幾何学的な形状もプリントできる。またプリントベッドが自分で高さを調節するので、よくあるプリントエラーを避けられる。NFCセンサーが素材が変わるときのタグを検出し、それをプリントの機構に伝えるので、ユーザーはプリントをよりきめ細やかにカスタマイズできる。

Ultimaker 3にはモニタ用のカメラがあるので、リモートでプリンティング過程を監視できる。そのために、Wi-FiとEthernetとUSBのポートがある。これら全体を動かし統括するソフトウェアは、Curaと名付けられている。発売は今日(米国時間10/18)で、お値段は3495ドルだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

3Dプリンタからプリント物を簡単に取り出せるための奇跡の製品Fleks3Dはわずかに25ドル

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3Dプリンタからプリントされた物を取り出すのはいつも厄介だ。こんなことをやりたい人は、地球上に一人もいないだろう。大金を出して、誰かを雇うべきか? 神は、われわれ地球人を見捨てたのか? われわれはこの、冷たい無感覚な宇宙に無力なまま放置されたのか? そうではない、と思いたいが、でもこの苦痛はひどい。

通常の3Dプリンタは平滑なプレートの上にオブジェクトを押し出し、それは化学物質やテープでおおわれている。その平滑な面からオブジェクトを取り外すためには、スクレーパーと馬鹿力を要す。しかしこれからは、この難局をFleks3Dが救ってくれる。

タネを明かせばそれは、上図のように撓(たわ)むプレートだ。プリントが終わったら、それをちょいと曲げれば、オブジェクトは外れる。バカバカしいほどに当たり前だ、と思えるのは、まさしくそうだからだ。Fleks3DのプレートはUltimaker用やMakerbot用があり、お値段は25ドル。発売は来年2月だ。

この前のKickstarterキャンペーンで成功したときは、数百枚を世の中に提供できたが、その後改良を重ね、対応プリンタの機種も増やした。3Dプリンタからオブジェクトを簡単に取り出すか、それとも、苦しみと悲しみで泣きながら仕事をするか。あなたなら、どっちを選ぶかな。

出典: 3DPrint

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。