Virry VRはアフリカの野生動物を生息している環境で間近で観察し、対話することもできるすばらしい体験だ。われわれが現実にアフリカに行ってサファリに参加するのはなかなか難しい。しかしPlayStation VRで公開されたこの仮想現実は十分その代りを務めてくれそうだ。Virry VRのコンテンツはWebby賞(ここから投票できる)にもノミネートされている。
画像はケニヤのレワ野生動物保護区の要所に設置されたカメラにより4K VRで撮影されている。ユーザーは解説のナレーションに従って体験をさまざまにコントロールすることができる。
ユーザーはライオンに餌をあげたり、ヒヒに挨拶したりできるし、サイのドロ浴びを間近で観察することもできる。アフリカの川を下って絶滅危惧種の現状を学ぶことも可能だ。
Plastation向けVirry VRのワイルドライフ体験の最初のエピソードは35分間だ。
Virry VRの価格は9.99ドル。月1.5ドルのサブスクリプション料金でライブ・カメラの映像を楽しむことができる。月2.5ドルの契約を選べば毎月1ドルずつがレワ保護区に寄付される。
PS4を持っていないユーザーはBAFTAの賞を受けたVirry独自のiOSのモバイルアプリを使うことも可能だ。年額19.99ドルの料金を支払うとiOSデバイスを揺すったり叫んだりすることで対話性が実現される。
Fountain Digital LabのCEO、 Svetlana Dragayevaによれば「Virryは本物の動物たちが生きている環境に没入できるので、さまざまな発見や動物への共感が得られる。動物たちが置かれている自然やその困難への理解も大きく進むはず」と述べている。このVR体験はスタンフォード大学のVirtual Human Interaction Labのファウンダー、ディレクター、Jeremy Bailensonの賞賛を得ている。【略】
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)