アドテクのソリューションを提供するFringe81は、本日マザーズ市場に上場が承認されたことを発表した。上場予定日は6月27日だ。
Fringe81は、第三者配信アドサーバーの「digitalice(デジタリス)」やデジタルマーケティングに必要なタグを管理するためのサービス「TagKignt」などのプロダクトを提供している。2017年5月22日にはマーケティングデータを可視化し、改善施策の立案と実施をサポートする新サービス「Columva(コルンバ)」をリリースした。
Fringe81の前身となる「RSS広告社」は2005年に始まり、RSS広告の配信を行っていた。RSS広告社は2005年4月にネットエイジグループ(現ユナイテッド)の100%子会社として設立し、その後独立してFringe81となった形だ。
Fringe81は2013年3月に伊藤忠テクノロジーベンチャーズより2億4000万円を調達した。2015年2月にはアイスタイルキャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズ、グリー、電通デジタル・ホールディングス、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社を割当先とした総額4億2000万円の資金調達を実施している。
Fringe81の2016年3月期(第4期)における売上高は45億1952万円、経常損失5418万円、当期純損失5521万円だ。