オフィス用電話機を作っているESIという会社を、あなたが経営している、と仮定しよう。そして社長であるあなたは、今や至るところにあるスマートフォンに対抗して、“Googleのように速くてAppleのように易しい”デスクトップ製品を出したい、と考えている。そして問題は、そんな製品を何と呼ぶか、だ。
“ePhone7”なんて、響きが良いんとちゃう?
ESIは、この、どこかで聞いたことがあるような名前の製品を、“デスクトップ用のスマートフォン”と呼んでいる。オフィス用電話機に7インチタッチ画面のタブレットをくっつけ、電話帳、通話録音、電話会議、留守電などの機能のある製品を、おしゃれに呼ぼうとすると、この名前になるのである。
これまでのふつうの職場用の電話機にSkypeのような機能を加えたら、だいたいこんな形になるだろう。画面には、会社の電話帳や通話履歴が表示され、Google Contactsをサポートしている。
さらに、職場用電話機だから、社内通話、電話転送、会議、自動転送などの機能もある。iOSやAndroid機から電話帳を転送できるのは、確実に便利だね。
価格はまだ発表がない。でもESIの人たちは、あなたにこの製品のデモを見てもらいたいらしい。