このプーチン・トランプの彫られたゴールド・チタンバージョンで、Nokia 3310を再び偉大な電話に

今日(日本時間7日夕方)からG20サミットがハンブルグで開催される。ロシアの携帯電話メーカーであるCaviarはこのイベントを、特別なNokia 3310( 新モデル )で記念している。最高の金属である、チタンとゴールドが使われたこのケースの裏には、トランプとプーチンの横顔の浮き彫りが施されている。わずか14万9000ルーブル、つまり約2500ドルだ。

「いや、ちょっと待て」とあなたは言うだろう。「確か新しい3310は、皆が愛した丈夫な古い3380への懐古趣味を掻き立てて、キャンディーバーのような携帯電話黎明期の裏蓋を愛でさせようという代物じゃなかったのか?」と。もちろんそうだ。そしてCaviarはNokia EDGE以上の速度を出せるように無線部分をアップデートしようとは考えなかった。

しかしそれ以外の部分は、ほぼデバイスの外装を大きく細工した物だ。

この贅沢なアップデートの象徴(あるいはお好みなら「象徴的意味」)は、Caviarのウェブサイト上で解明されている

  • 両大統領が同じ方向を向いているということは両者の合意を示唆する。しかしそれが何故左向きなのか?それは説明されていない。
  • 硬化チタンの使用は、正義と国を守るためには、(頑固さとまでは言わないが)強さ、原則、きっぱりとした態度が必要であることを強調している。
  • ダマスカス模様が使われているのはクールだからだ。

このユニークなアイテムは「現代の歴史と政治に無関心ではない人」への贈り物として推奨されている。健全な助言だ。説明の最後にある不思議な警句は知恵の塊か、それとも特にロシアの脅威を指すものなのか。その内容は以下のようなものだ「もしあなたが政治に関与しなければ、政治があなたに関与する」。なるほど!

iPhone 7版もあるが、それほど素晴らしいものではない。なおRT上では、もしこの2人が本当に好きなら、彼らの顔が彫られた歯科用クラウンを手に入れることもできる、と書かれている。

[ 原文へ ]
(翻訳:Sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。