この黒いサイコロがiPhoneの充電器をバッテリーに変える

世界はスマートフォン用の予備バッテリーで溢れている。この上、新しい製品を紹介する必要などなさそうだ。

しかし、このバッテリーのミニマリズム・デザインにはちょっと感心させられた。つまりユーザーはもうひとつ余計にガジェットを持ち歩く必要がない。手持ちのiPhoneの充電器が予備バッテリーに変身するのだ。

慌ただしくホテルの部屋をチェックアウトしようということに忘れ物をする確率がそれだけ減るというものだ。

今朝(米国時間7/30)、以前キーチェーンに取り付けられる超小型のiPhone用充電ケーブルChargeKeyを作ったNomadが発表したNomadPlusは1500mAhのバッテリーで、既存のiOSデバイス用充電器がすっぽりはまるようになっている。

念のために説明しておくと、1500mAhは残量ゼロのiPhone 5Sのバッテリーを70%まで充電できる。ただし出力は5V/1AなのでiPhoneには最適だが、iPadの充電は非常に遅い。

予約価格は40ドルだが、NomadのInstagramへの投稿によると、“nomadplus”というプロモーションコードを入力した場合、20ドルと半額に割引されるそうだ。私も試してみたが、ちゃんと割引された。ただしこのキャンペーンがいつまで続くのかは説明がなかった。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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