今年のTechCrunch Disruptでは、年間経常収益1億ドル(約106億円)の壁について詳しく掘り下げる。この目標額を達成している企業の代表、EgnyteのVineet Jain(ヴィニート・ジャイン)氏、GitLabのSid Sijbrandij(シッツェ・シブランディ)氏、KalturaのMichal Tsur(ミシェル・ツァー)氏の3名をお招きして詳しい話を聞く予定だ。
Extra Crunchステージに参加して、このセッションをぜひお聴きいただきたい。変化の激しいスタートアップの航海を乗り切ってきた創設者たちの興味深い話が聴けるセッションも用意されている。チケットはこちらから。
現代のソフトウェア社会は、サービスとしてのソフトウェア、つまりSaaSと呼ばれることが多いが、一定の区切りとなる変曲点を乗り越えていく必要がある。これら変曲点には、最初の資金調達ラウンドを目指すスタートアップにとって重要な瞬間となるARR100万ドル(約1億600万円)の達成、企業がつぶれることがほぼないとされるARR1000万ドル(約10億6000万円)の到達、スタートアップが公募・売出や個人投資家からの定期的で大規模な資金調達に向けて準備する時期であるARR1億ドル(約106億円)などの各ポイントがある。
この最後のポイントを達成した成功者に話を聞けたらと思う。ARR1億ドル企業シリーズでも紹介した3社の代表をお招きし、安定した事業規模に成長するまでの厳しい道のりで学んだこと、うまく行ったこと、成功を目指す他のスタートアップに伝えたいことなど、様々な話を伺う予定だ。
今回の対話は、機運が高まっているミニIPOを益々活気づけることになるだろう。3人のビジネスリーダーたちは公開市場に少なくとも注意を払いつつ参加することになる。また、今回はCOVID-19が蔓延している中ということもあり、これら評価の高い非公開企業が、変化した経済状況や働く環境にどう適応しなければならなかったかについても話題を振るつもりだ。
エンタープライズ向けのコンテンツと管理サービスのプロバイダであるEgnyteや、今でこそ必要不可欠となったが、随分前からリモート環境で社員が働いているDevOps企業のGitLab、他社のオンラインビデオを強化するサービスを提供するソフトウェア企業のKalturaの各代表の3人には、企業経営に関する質問をぶつけ、様々な教訓や知識を引き出すつもりだ。
ARR1億ドルを達成しているか、またはその途中にある企業の一覧をTechCrunchで作成したところ、数十もの企業が集まった。今回話を伺うのは、その中でも最も関心を引く企業3社だ。ソフトウェアとスタートアップ分野における次のリーダーたちの興味深い話が聴けるはずだ。ぜひ楽しみにしてほしい。
今年のDisruptは9月14日~18日の5日間、盛りだくさんの内容で開催される。このセッション(およびExtra Crunchのその他のセッション)に参加するには、Digital Pro Passを購入する必要がある。以下の特設ページでイベントの詳細を確認できるほか、同ページを経由してチケットを購入することで5%割引も適用されるので活用してほしい。
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(翻訳:Dragonfly)