誰にも経験があるだろう。自分の携帯を友だちに渡して写真を見せる。友だちはその写真を見る、くすっと笑う、…そして、画面をスワイプしてあなたのカメラロールの次の写真を見る。当たり前のように。
だめ!だめ!だめ!その写真は見るな!!!
このアプリは、そんな彼らにもっとも無害な罰を与える。あなたのほかの写真へスワイプしようとすると、その友だちの、あつかましい間ぬけづらのセルフィー(自撮り写真)を一瞬で撮って表示するのだ。
“Ninja Snap”と呼ばれるそのアプリは、作者がredditのある記事のコメントを読んだときにひらめいた(redditユーザ/u/dane006)。彼は、自分が見せたくない写真へスワイプする無神経な人のことを、嘆いていた。
単純なアイデアだけど、相当ユニークだ。写真集のギャラリーではなく、一枚の写真を友だちに見せたいときにこのアプリを使う。アプリを立ち上げ、人が見てもいいような写真を数枚選ぶ。そして渡す。友だちがほかの写真も見ようとしてスワイプすると、ぼくのだいじなスマホを返してよ、のサインが画面に現れる。
まあもちろん、本当に見られてまずい写真はカメラロールから外しておくべきだ。でも、友だちが、あ、こんなの見ちゃってまずかったかな、と感じるような私的な写真なら、マナー違反を自覚させることができるかもしれない。
Ninja Snapは今Androidだけだが、でもAppleは、カメラをバックグラウンドで動かすアプリはどれもブロックするから、こんなアプリにとっては難関だろう。
おっと、このアプリには、友だちの自撮りマヌケ顔ではなくてKanye Westの顔が出るオプションがある。長期的には、良いアイデアではなさそうだけど。
Ninja Snapは、Androidのストアで手に入る。無料だ!
[出典: AndroidPolice]