PinSexとPinGayを作ったバルセロナのPin-Digitalが、80万ドルの資金を調達したと発表した。
サイトの名前でお分かりのように、これらはどちらも、ユーザがアダルトコンテンツを保存、共有、そして閲覧できるPinterestふうのサイトだ。
実は、Pinterestに倣ったポルノサイトはsex.comやSnatchlyをはじめとして、いくつかある。Pin-DigitalのファウンダでCEOのChristian Thornによると、“これまではアダルトコンテンツのための本当のソーシャルメディアがなかった”のだそうだ。
Pinterestのやり方は、この種のコンテンツにも合っている、と彼は言う。“とてもビジュアル”であると同時に、人びとがソーシャルにフォローするという側面がある。Thornのサイトの差別化要因は、今後ポルノスターたちがファンと交流する場になることだ、という。今すでにスターが一人登録している。その名はVanilla DeVilleだ。
今回の資金調達は匿名のエンジェル投資家たちからが多いが、彼自身も投資している。一般的な投資家たちは抵抗したが、今後は広告やプロモーションのためのメディアとして伸びる、と彼は期待している。
“ほかのビジネスと何ら変わりはないと思うけど、打破すべきタブーは多いね”、Thornはアダルトビジネスに関してそう言う。
ところでぼくは、PinSexとPinGayの両方をチェックしたけど、それをやったのは会社のオフィスからだ(理由はとくにない)。でももしも、この記事が本誌におけるぼくの最後の記事になったら、その理由はこれ*ですよ。〔*: 人事部からの解雇通知メール(を模した記事)。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))