デベロッパーが自分のアプリケーションをローンチするときのためのツール集合LaunchKitのチームがGoogleの一員となり、そのDeveloper Product Groupに加わることになった。
LaunchKitのプロダクトはGoogleのものにならないので、チームはそれらをオープンソースにしてGitHub上で公開した。LaunchKit上でそれらのサービスを利用できるのは向こう12か月で、その後は閉鎖される。
LaunchKitは今4つのツールを提供しているが、デベロッパーはこれからはそれらを自分でビルドして動かすことができる。Screenshot Builderは、AppleやGoogleのストアの注釈付きスクリーンショットを容易に作ることができ、App Website Builderは新しいアプリケーションのための応答性の良いランディングページを作れる。Review Monitorはその名のとおり、AppleのApp Storeのレビューを調べる。そしてSales Reporterは、売上を記録する。デベロッパーのためのハウツーガイドも2つある。
Launchkitがローンチしたのは2015年の初期で、Brenden Mulligan, Taylor Hughes, そしてRiz Sattarらが協同ファウンダーだった。彼らはそれまで、Clusterを作り、またiOSとAndroid用のいろんなアプリも作ってきた。
彼らによると、LaunchKitはこれまで、デベロッパーのために100万を超えるスクリーンショットを生成し、スタートアップたちは8000あまりのWebサイトを作るためにLaunchKitを利用した。そのサービスを利用したデベロッパーは、累計で5万名以上いる。
LaunchKitのチームがGoogleで何をするのか、それはまだ分からない。今日の声明では、Googleで“すばらしいデベロッパーツールを作る”ことに邁進する、と言っている。結局Googleは、LaunchKitのツール集合に似たようなツールを近い将来、ローンチするのではないか。
彼らはこれまで、220万ドルの資金を調達している(Clusterに160万ドル、その後LauchKitに60万ドル)。その投資家たちは、Baseline, Freestyle, First Round, SV Angel, GV(元Google Ventures), Sherpa, そして数多くのエンジェルたちだ。