アメリカでは国立公園内の無人機(ドローン)の飛行は禁止

無人機(ドローン, drone)を買ったら、まず何をしたい? 自分の家を、いろんな角度から撮るかな? それともdronie(航空セルフィー, 自己写真)を撮るかな? 木にぶつけて、壊れたことをメーカーに報告するか?

あなたの答えが“国立公園に行く”なら、考えなおした方がよい。今後それは、できないのだ。

合衆国政府のNational Park Service(国立公園サービス, NPS)が今日(米国時間6/20)発行した通告によると、合衆国の58の国立公園のすべてで、無人航空機の離陸、着陸、および運行が禁じられる。グランドキャニオンなんか、無人機を飛ばすのに絶好の場所だけどねぇ。

NPSは、国立公園の訪問者と野生動物の安全性、そして“騒音などの迷惑行為への苦情”を、禁止の理由としている。つまり、5000フィートの登山をしてやっとHalf Dome(上図)の頂上にたどり着いたとき、無人機のブンブン音が聞こえるのは興ざめ、というわけだ。

今回の通告は、NPSがもっと厳密なルールを定めるまでの一時的なものだ(現状では、公園が許可すれば“模型飛行機”はOKだ)。詳細なルールが確定するまで、国民は意見を提出できる。しかしその意見が採択されるまでは、禁止は禁止だ。

なお、研究と探索と救難のための無人機の飛行は、ケースバイケースで認められる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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