アリババによるNetEaseの越境EC部門の買収が間もなく合意か

Alibaba(アリババ)によるNetEase(ネットイース)の越境EC部門「Kaola」の買収が報道されて数週間たつが、買収の合意が近いようだ。中国のテックニュースサイト36krはこのディールが今週にも発表され、現金と株式による買収額は20億ドルになることが予想されると報じた。

Kaolaは引き続き独立運営されるが、Alibabaの巨大な越境EC事業であるTmallグローバルの一部となる。昨年末時点でTmallグローバルのマーケットシェアは31.7%だった。一方のKaolaは24.5%で、これはライバルのJDワールドワイド(11.5%)、VIPインターナショナル(9.7%)、Amazon(6%)よりもかなり大きい。

Caixinグローバルが8月に15日に、AlibabaがKaolaを20億ドルで買収する計画であることを最初に報じた。しかしその後、2社は価格などで折り合わず、ディールは立ち消えになったとされた。

36krは、Kaola従業員のストックオプションがAlibabaの株式に変換され、Kaolaブランドは独立して存在し続けるものの現在のKaolaのトップであるZhang Lei(張磊、チョウ・ライ)氏に代わってAlibabaが新たなCEOを置くと報道している。

Alibabaの広報は「マーケットのうわさにAlibabaはコメントしない」と語った。NetEaseのコメントもない。Alibabaはまた、NetEaseのクラウドミュージックにも投資する計画だが、このディールはKaola買収とは無関係だ。

画像クレジット:SOPA Images / Getty Images

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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