インディー系のSF映画Creative Controlに拡張現実の未来の姿を見る

第一世代のGoogle Glassは、どうやら離陸できずに終わったようだが、オンラインの世界に接続できるヘッドセットというアイデア自体は今でもそそられるし、また、ちょいと、人を不安にもさせるだろう。今度封切られる映画Creative Controlのワンシーンを見ていると、そんな気になる。

Benjamin Dickinsonが監督したCreative Controlは、ニューヨーカーたちの生活の“未来の5分間”を描き、架空の拡張現実眼鏡(ARグラス)Augmentaの、ハイテクを駆使した広告キャンペーンがテーマだ。Hollywood Reporterはこの映画を、テクノロジーがわれわれを親密に結び付けず、むしろ孤立の脅威をもたらすことの、ヒッピー的描写、と評している

製作者のAmazon StudiosとMagnolia Picturesは、今週金曜日(米国時間3/11)にCreative Controlを一部の劇場で封切るが、それに先立ち上図のようなクリップをメディアに配布した。その中で主役のDavid(Dickinson自身が演じている)が、Augmentaグラスを使っている。全体的にきわめて日常的なシーンだが、拡張現実が普及したあかつきには、私たちの生活の中でまさにこんな感じになるのかもしれない。このクリップはまた、テクノロジーと特殊効果との合体はそのうち、全然仰々しくない、さりげないものとして使われる、というぼくの想定どおりの感覚も、見せてくれる。

この映画のストリーミングの権利はAmazonが獲得した。ただしこちらの‘封切り日’は未定だ。なお、それでもなおGoogle Glassのことが気になる人は、これで納得できるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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