イーロン・マスクの火炎放射器、2週間後に発送へ。2万台が予約完売「特別にしつらえたバンでお届けします」

eng-logo-2015イーロン・マスクのトンネル/Hyperloop建設会社The Boring Companyが、”世界で最も安全”だとして突如予約受付を開始した火炎放射器が、2週間後には出荷を迎えることがわかりました。どうやら夏のキャンプシーズンには間に合いました。

イーロン・マスクの昨年暮れのツイートを発端として始まった火炎放射器販売プロジェクトは、今年1月29日に予約受け付けを開始し、2月1日にはやすやすと予定数量の2万台を完売。イーロン・マスクが売るのだからとはいえそれは、もしもクラウドファンディングに失敗してばかりの起業家が見たら地団駄を踏みそうなほどの売れかたにも見えました。

一方、予約を入れた人たちは、予約はしたものの納期がなかなかアナウンスされず、心の隅ではいつも気になっていたかもしれません。

イーロン・マスクは5月17日に開催されたThe Boring Companyの事業詳細を説明するイベントでステージに上がった際に質問を受け、この火炎放射器がプロパンガスを含むことから配送上の問題がいくつかあったと説明。しかし、いまから2週間後にはカスタムされたThe Boring Companyのバンに積み込まれて、予約者のもとへ配送を開始するだろうと語っています。

なお、イーロン・マスクは今月始めには「キャンディ製造を始めた」とも発言しており、今後はこの発言をどのように回収するかにも注目したいところ。

ちなみに、この発言のきっかけとなったウォーレン・バフェットの所有する製菓会社See’s Candiesは、チョコレートが主力商品。米国でいうキャンディとは、アメだけでなくチョコやキャラメルなども含みます。

Engadget 日本版からの転載。

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TechCrunch Japan

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