近付くと危険そうな若者(Colin Furze)がガレージで製作した全自動ウルヴァリン・クロウはお気にめしただろうか。彼は今後もX-MenをテーマにしたDIYを続けていくと言っていた。その話がはやくも現実のものとなったので紹介しておこう。
今回作ってみたのはマグニートー風に天井を歩くためのシューズだ。
おせじにも「自在に動き回る」とは言えない。しかし自分でも絶対に使ってみたい。
仕組みはどうなっているのか。ビデオを見ればわかる通り、磁力を利用したものだ。
シューズの底には電磁石が配置されている(使わなくなった電子レンジにあったコイルを再利用しているのだそうだ)。それぞれの電磁石には長いケーブルが繋がっていて、手元のスイッチで磁力のオンオフを行うことができる。オフにしないと、次の一歩を踏み出すことができないのだ。
靴に電磁石を付けるということ自体は、べつに難しいものでもないだろう。しかしそれでも打撲や骨折なしに動けるようになるのは大変なことだった様子。上の「公式版」を作るにあたってのメイキングビデオも公開されているので、ぜひともご覧頂きたい(訳注:下のビデオの方が圧倒的に面白いと思います)。
落下して大変な様子になるのを見たくはないという人もいることだろう。ネタバレで恐縮だが、落下にはしっかり備えているし、落ちても平気なような対策は施されている。
自分でも作ってみようと思った人も多いに違いない。上のビデオからもわかるように、成功のためには狂気ともいえそうな執念が必要であるようだ。
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(翻訳:Maeda, H)