グーグルが「Android 11」のリリースを1カ月延期

Google(グーグル)は米国時間5月6日、Android 11のプレビュー期間を約1か月延長すると発表した。そして当初の予定どおり今月にベータ版をリリースするのではなく、今日には4番目の開発者向けプレビュー版をリリースする。そして発者向けイベントのGoogle I/Oの代わりに開催される、Androidを中心としたオンラインイベントの最中となる6月3日に、最初のベータ版が正式ローンチされる予定だ。

Google(グーグル)のAndroidチームは本日、「我々がAndroid 11の計画を開始したとき、世界のほぼすべての地域において、全員にこのような変化がもたらされるとは予想していなかった」と述べている。「このような変化は我々が柔軟性を保ち、特に開発者コミュニティと協力するための新しい方法を見つけることを要求している。これらの課題に対応するために、リリーススケジュールの更新を発表する」。

グーグルは新型コロナウイルスのパンデミックと、それに伴う他の優先事項という環境で、同社のガイダンスに基づいてAndroid 11の早期アプリテストの作業を開始しており、Androidエコシステムのニーズを満たしたいと考えている。1カ月リリースを遅らせることは、この文脈では合理的なアプローチのように思える.

グーグルによれば、開発者はベータ1のリリース日となる6月3日をターゲットとして、互換性のあるアプリをリリースし、Androidのベータ版ユーザのグループからフィードバックを集めるべきだとしている。また同社はこれまでのリリースと同様に、ベータ版にオプトインしたユーザーと、互換性のあるデバイスを持っているユーザーに、オンラインアップデートを提供する。ベータ版に対応するデバイスのリストはまだ公開されていないが、おそらくPixel 2をはじめとする、最近のすべてのPixelスマートフォンが含まれるだろう。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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