ゲーマー同士の出会いを支援する2upがバレンタイン前にローンチ

ゲームとデートを同一視することはあまりないが、そうすべきなのかもしれない。特にパンデミックの影響でゲームの人気が高まる中、2upと呼ばれる新たなスタートアップは画面上でも画面外でもゲーマー同士がつながるのを支援するサービスをローンチしている。

このアプリは若い頃からゲーマーだった兄弟のStephanie(ステファニー)とLincoln Smith(リンカーン・スミス)によって設立された。

画像クレジット:2up

2upは出会い系アプリというわけではない。ユーザーはアプリ上で新しい友達、新しいチームメイト、ロマンチックな関係を探しているのかを指定することができる。また好きなゲーム機やプラットフォーム、好きなゲーム、対戦型かカジュアル型かといった情報を共有することで、興味のある相手を絞り込んでいくことが可能だ。

うれしいことに、2upは昔ながらの8ビットの美学でデザインされている。

このスタートアップは他のマッチングやデートアプリとは異なり、プレミアムサブスクリプションを通じて収益を得ることを計画している。プレミアム版では無制限のスワイプとチャームが提供される。チャームは「Super Like」のようなもので、ユーザーが興味のある相手の注意を引くのに役立つ。

ローンチ時点では、プレミアム 2upの月額利用料は19.99ドル(約2100円)、6カ月間の利用料は月12.49ドル(約1310円)、年間利用料は月8.49ドル(約890円)となる。

2upにはクエストもあり、日常的にアプリを利用したり、毎月のエンゲージメント目標を達成したりすることで報酬を得ることができる。クエストを達成した人はゲーミングヘッドセットやゲーミングチェア、新しいコンソールなどの賞品が当たる抽選会に参加することができる。

「2upはゲーマーを結びつけるネットワークです」と、ステファニー氏は語る。「コンソールにはたくさんの種類があり、それぞれにフォーラムやコミュニティがあります。私たちはすべてのものを統一して、全員を1つの場所に集めたいと考えていました。私たちは、もっと親密な何かが必要だということを知っていました。そして同じコミュニティが画面上でも画面外でも1対1でつながり、人々を結びつける方法を提供したいと考えていました」。

2upは設立当初から自己資金で運営されている。

カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:2upマッチングアプリ

画像クレジット:2up

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(文:Jordan Crook、翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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