コワーキングスペースの代表的存在WeWork(今はWe Companyとして知られている)はグローバル従業員の3%、数にしておよそ300人を解雇したことをTechCrunchに明らかにした。これまでにかなりの額の資金を調達していて、最近の企業価値は470億ドルであるWeWorkは世界中で1万人を雇用している。
WeWorkはニューヨークが拠点。今回の解雇は業績に伴うもので、芳しくない部門の縮小というルーティーンプロセスの一環だ。今回の解雇で影響を受ける部門は、WeWorkのプロダクト・ユーザー体験デザインを手がけるエンジニアリングのチーム。
「過去9年間にわたり、チームのハードワークと貢献のおかげで、WeWorkは最大の物理的グローバルネットワークの一つに成長した」とWeWorkはTechCrunchに対し述べた。「WeWorkは最近、スタンダードな年次パフォーマンスのレビューを行った。我々の従業員は今やグローバルで1万人を超え、さらに6000人を雇用することを含め、2019年はさらなる拡大を続ける見込みだ」。
WeWorkはオフィスシェアリングをディスラプトしようと生まれ、ベンチャーキャピタルで80億ドル超を調達している。中でもソフトバンクのビジョン・ファンドによる投資が突出していて、最近では1月に20億ドル投資している。
イメージクレジット:MANDEL NGAN/AFP / Getty Images
(原文へ 翻訳:Mizoguchi)