スキルシェアのビザスクがSMBCヒューマン・キャリアと社外取締役や業務委託などの人材マッチング領域で提携

知識・情報を必要とする企業と適切なアドバイザーとのマッチングサービスを提供するビザスクは6月23日、社外取締役や業務委託などの人材マッチング領域において、SMBCグループの総合人材サービス会社「SMBCヒューマン・キャリア」との事業提携を開始した。

2021年のコーポレートガバナンス・コード改訂をはじめ、企業においては、取締役会の機能向上を目的に独立社外取締役を1/3分以上選任することや、多様な中核人材の確保が求められているという。SMBCヒューマン・キャリアもSMBCグループ顧客企業に社外役員の紹介を行なっており、多様なバックグラウンドの社外役員を求めるニーズが高まってるそうだ。

一方ビザスクは、社外役員候補として、上場企業役員経験者や大手企業の幹部経験者(女性含む)、新規上場経験を有するスタートアップ人材など1000名超のデータベースを保有。社外役員マッチングサービス「ビザスクboard」、業務委託マッチングサービス「ビザスクpartner」を提供していることから、社外役員・業務委託としての活躍を志すアドバイザーから注目を集めているという。

今回の提携によりビザスクは、求職者データベースとは異なる知見データベースの強みを生かし、SMBCグループ顧客企業などの求人ニーズに対して高い専門性を持つ人材との出会いを提供するとしている。SMBCグループ顧客向けに人材戦略に通じた最適な人材配置、ガバナンス確立、多様な雇用形態を訴求するセミナーを共催で開催し、潜在的な人材ニーズについてもフォローアップする体制を構築していく。

関連記事
スキルシェアのビザスクが東証マザーズ上場、公開価格1500円で初値1310円、時価総額100億円超
サイバーエージェントがC2Cのスキルシェアサービス開始、まずは約100人の著名人がスキル販売へ
Yahoo! JAPANが副業マッチングサービス「Yahoo!副業(ベータ版)」の先行登録受付を開始、5月に本格稼働へ

カテゴリー:シェアリングエコノミー
タグ:スキルシェア(用語)ビザスク日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。