ファイナルファンタジーの発売元であるSquare Enixは、その特大ヒットゲームのモバイル化を実験しているようだ。同社は(日本で)ファイナルファンタジーXIIIのiOSおよびAndroid版を公開した。ゲームはクラウドからスマートフォンやタブレットへストリーミングされて動作する。
このゲームは小さな(20MB以下)無料アプリとして配布され、ゲーム本体はG-Clusterのサーバーからビデオとしてユーザー端末にストリーミングされる。ゲームコントロール(元々PlayStation 3およびXbox 360のコントローラー用に設計されていた)のために、画面の周囲には通常のコントローラーに用意されている殆どの機能に対応するタッチボタンが配置されている。
もしたまたま日本に住んでいて、ダウンロード速度3MB/秒以上のネット接続が使え人は、30分間無料でゲームをプレーできる。デモ期間終了後は価格が2000円に上がり、Square Enixがモバイル版Final Fantasy VIにつけている15.99ドルとほぼ同等になる。
Sonyはこの発表を強い関心を持って見ていると思われる。同社のサービス、PlayStation Nowでは、PlayStation 3のゲーム(Final Fantasy XIIIを含む)をクラウドからSonyのスマートフォン、テレビ、およびPlayStation本体にストリーミングしてプレーできる。しかしSonyがモバイルからPlayStationやメディア、センサーへとビジネスの焦点を移しつつあることから、今後同サービスがiOSおよびAndroidに展開する可能性は十分考えられる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)