スタートアップバトル、優勝者にはTechCrunch Disruptへの登壇権利を授与

TechCrunch Japanが毎年開催するピッチイベント「StartupBattle(スタートアップバトル)」の放送日が迫ってきた。ファーストラウンドの放送は、グループAが12月14日、グループBが15日、グループCが16日、グループDのプレゼンおよびファイナルラウンドに進出する6社の発表は17日だ。そして、最終戦のファイナルラウンドは18日に放送する(それぞれ正午より、TechCrunch Japan公式YouTubeチャネルで放送)。視聴は無料だが、こちらからプレゼント抽選付きの無料の事前視聴登録もできる。

以前の記事でも少し触れてはいるが、史上初めての試みとして、今年のスタートアップバトル優勝者には、米国版TechCrunchが毎年主催する「TechCrunch Disrupt」への登壇権利を授与する予定だ。Disruptは米国で開催される世界最大級のスタートアップイベントで、毎年世界中から数万人規模の人々が訪れる一大イベントだ(今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となった)。

スタートアップバトルの優勝者は、そのDisruptのセッションの一つである「BattleField Alumni」に登壇することが可能だ。このセッションは、過去のBattleFieldに出場したスタートアップの“その後”を追う人気セッション。今回のスタートアップバトルで栄冠を手にしたスタートアップは、日本代表としてそのセッションに登壇することになる。こういった要素もあるので、視聴者のみなさんは放送当日、お気に入りの企業を大いに応援していただきたい(ツイートで参加企業を応援するとTCオリジナルグッズがもらえるキャンペーンは現在も実施中だ)。

この日本版と米国版の連携により、米国版TechCrunchでBattleFieldの陣頭指揮をとるNeesha A.Tambeも審査員に加わることになった。彼女はBattleFieldに出場するスタートアップの発掘、調査、トレーニングを長年手がけてきた人物だ。放送当日はその経験で培った彼女の鋭い質問にも注目いただきたい。

Neesha.A Tambe(ニーシャ・タンべ)は、TechCrunchが開催するグローバル規模のピッチイベント「BattleField」の開催にあたり、出場スタートアップの発掘、調査、トレーニングを行う米国TechCrunchのスタッフだ。米国国内市場のみでなく国際的にもスケールするプロダクトやビジネスを発見することに喜びを感じる。彼女はこれまでにベルリン、サンフランシスコ、ラテンアメリカ、中東、アフリカなど世界各国でスタートアッププログラムを指揮してきた。それに加えて、BattleField卒業生で形成されたアルムナイコミュニティの運営、投資家とスタートアップ経営者をつなげるCrunchMatchの創設にも携わっている。また、テック業界で普段注目されることのない人々のサポートを主たる目的としたTC Includeの共同リーダーでもある。社内のダイバーシティ推進と長期的なビジョンの設定もNeeshaの役割だ。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。