Keurigは大量のプラスティック廃棄物と少量のコーヒーを産み出す器具のメーカーだ。さらに自社が販売する専用フィルターを使わせようと一種のDRMを考案したが、即座にハックされてしまったことでも知られる。
さてそのKeurigが700万台にも上るコーヒーメーカーをリコールしている。一部のマシンが消費者を火傷させているからだという。このコーヒーマシンはほとんどすべてのスタートアップ・オフィスの標準備品だ。実はTechCrunchにも1台ある。
米国消費者製品安全委員会によれば、 欠陥マシンの場合、「過熱して熱湯が噴出し、消費者を火傷させるおそれがある」ということだ。
Keurigにはこれまでに約200件の「熱湯が噴出した」という報告が寄せられており、そのうちの半数が火傷に結びついたという。
問題のマシンはKeurig MINI Plusコーヒーマシンで、2009年以来製造販売されている。外観は下の写真のとおり。
Keurigのコーヒーマシンが身近にある読者はこちらでリコール対象製品かどうかチェックできる。
画像:m01229/Flickr UNDER A CC BY 2.0 LICENSE
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)