テクノロジーによる変革が必要だったスパ業界に現れたのがZenotiだ。シアトル出身のスタートアップであるZenotiが、Norwest Venture Partners(NVP)がリードするラウンドにおいて1500万ドルを調達した。
Zenotiは会計から在庫管理まであらゆる側面でスパの経営をサポートするクラウドベースのプラットフォームだ。スパ業界の経営サポート分野はまだ発展していないと同社は考えており、そこにカスタマイズされた企業向けソフトウェア体験を提供するのが同社の狙いだ。
「健康分野の企業には月払いの会員制サービスやオンライン予約、ロイヤリティ・マネジメントなど、新しいビジネスモデルをサポートする網羅的なソリューションが必要です」とNVPのMohan Kumar執行役員は話す。「Zenotiはすでにアメリカとアジアにおいてスパの大規模チェーンへの導入実績を持っており、そのプラットフォームの有効性を示してきました」。
Zenotiの共同創業者であるDheeraj Koneruによれば、同社は今回調達した資金によってヨーロッパなど新しい地域へのビジネス拡大を目指すという。
Zenotiのプラットフォームは顧客側へのメリットも持つと彼は話す。「モバイルアプリを通してスパの予約ができるようになる」からだ。
美容業界経営サポート・ソフトウェアはすでに存在しているものの、Zenotiは彼らのソフトウェアが最も包括的なソリューションであると考えている。
6年前にローンチしたZenotiは、これまでにAccelなどから600万ドルを調達している。
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