スーパーの買い物情報から不足栄養素を指摘、神戸市内のダイエーで実証実験

シルタスは3月22日、神戸市と協働でスマホアプリ「SIRU+」(シルタス)を使用した実証実験を進めて行くことを発表した。SIRU+アプリとスーパーのポイントカード情報を連携させることで、日々の買い物データから自動で不足栄養素を分析し、おすすめレシピを提案する。この実証実験にはイオングループのダイエーが協力しており、神戸市内のスーパーマーケット13店舗で利用可能になる。実証実験開始日の3月29日の10時からは、ダイエー神戸三宮店にてオープニングイベントを開催するとのこと。

具体的には、実証実験の期間中にSIRU+アプリに、ダイエーのポイントカードと家族構成などの利用者情報を事前設定することで、、日々の購入データが自動的にアプリに登録され、栄養バランスを診断してくれる。不足している栄養素を含むお勧め食材や、クックパッドと連携したレシピも提案。対象となるダイエーの店舗は、西神中央店、神戸三宮店、本山店、六甲道店、湊川店、名谷店、ポートアイランド店、板宿店、神戸学園店、灘店、新神戸店、六甲アイランド店、舞子店の13店舗だ。

この取り組みは、起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す「Urban Innovation KOBE +P」(アーバンイノベーション神戸プラスピー)」事業の一貫。神戸市とシルタスとの取り組みは、本事業の第1号案件になるとのこと。

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TechCrunch Japan

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