チケットキャンプがサービスを一時停止、商標法および不正競争防止法違反の容疑

ミクシィは12月7日、子会社のフンザが運営するチケット二次流通マーケットプレイス「チケットキャンプ」内での新規出品、新規会員登録、新規購入申し込みを一時停止することを発表した。

チケットキャンプのサイト上の表示について、商標法違反および不正競争防止法違反の容疑で捜査当局による捜査を受けており、詳細については現在捜査中。操作には全面的に協力をするとしている。またミクシィでは事実の確認および原因の究明のため、外部の弁護士を交えた調査委員会の設置を決定。委員会の構成等の詳細や調査結果の公表日程は決定し次第公表するという。

フンザでは本日よりチケットキャンプにおける新規出品、新規会員登録、新規購入申し込みを一時停止するとともに、現在出品中で取引が開始していないチケットについては運営事務局が出品取り下げの手続きをする。

現在出品中のチケットで取引が進行中のものについては通常通りサービスを利用できるほか、チケキャンダンクシートとXFLAG JAMシートは購入できる。また売上金についても、振込依頼をすれば通常通り受け取り可能だという。

 

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TechCrunch Japan

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