ツイッターアプリ「Tweetbot 6」がリリース、サブスクを導入しビジュアル変更や新機能追加も

Tweetbotを運営するTapbotsが、iPhoneとiPad向けのメジャーアップデートをリリースした。Tweetbot 6はApp Storeで入手可能だ。ビジュアル的な変更点は多くないが、いくつかの重要な変更点がある。

Tweetbot 6はTwitterのAPI v2を使用している。APIとは2つのアプリケーションやサービスが相互に作用するためのインターフェースだ。今回のケースでは、TweetbotはTwitterのAPIを使ってサービスと通信している。

サードパーティの開発者は、Twitterが許可したことしかできない。TwitterのAPIは、長年にわたり特に本格的なTwitterクライアントを作ろうとしている開発者にとってやや制限されたものだった。しかし、API v 2ではいくつかの欠けていた機能が補完されている。

たとえばTweetbot 6は、投票を表示できるようになった。これまでは投票はタイムラインに表示されていなかった。同様にTweetbot 6はプレビューカードを表示し、リンク先のコンテンツをクリックせずにプレビューすることができる。ただしストーリーなど、いくつかの機能はまだ利用できない。

Tweetbot 6では新しいインターフェイスのテーマや、リンク先のブラウザオプションとしてChromeかFirefoxを選択できる新機能、アプリのデザインの微調整といったいくつかのマイナーチェンジが行われている。

ビジネスモデルも変更されている。アプリを購入してダウンロードする代わりに、ツイートできないなど多くの制限を設けた無料アプリがダウンロードできるようになった。ユーザが望めば、月額0.99ドル(約100円)または年間5.99ドル(約620円)ですべての機能をアンロックするサブスクリプションを契約できる。

今回のアップデートにより、アプリの将来性はより確実なものになるはずだ。Tapbotsによると、Tweetbot 6は現在アーリーアクセス中で、今後さらに多くの機能が追加される予定だ。

そして、Tweetbot 5も問題なく動作している。同バージョンはApp Storeの 「購入済み」 セクションから再ダウンロードできる。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:TweetbotTwitter

画像クレジット:TechCrunch

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter