テスラの車載ゲームにFallout Shelterが登場、最先端地下シェルターをシミュレーション

1年近く前、Bethesda Games(ベセスダ・ゲームズ)のディレクターであるTodd Howard(トッド・ホワード)氏は同社の「『Fallout Shelter』(フォールアウト・シェルター)がTesla(テスラ)のディスプレイに搭載されるだろう」と話した。そして2020.20ソフトウェアアップデートを通じて到着した。最初にドライバープラットフォームのTeslascopeで案内された。

Teslaのアーケードはドライバーが停車しているときに車内でビデオゲームができる機能で、Fallout Shelterはアーケードのゲームとしては最新作となり、より現代的なゲームの1つだ。他には2048、Atari(アタリ)のSuper Breakout、Cuphead、Stardew Valley、Missile Command、Asteroids、Lunar Lander、Centipedeがある。またアーケードには改善が図られた(より難しくなったことを意味する)バックギャモンやチェスもある。

ゲームの追加といくつかの改良があった2020.20ソフトウェアアップデートは、まだすべてのテスラ車両に行き渡っていない。この中には筆者のドライブウェイに停めてあるModel 3も含まれる(まだ前回の2020.16.2.1アップデートのソフトウェアで、ここにはバックギャモンの改善と新Tesla Toyboxが含まれる)。

しかしYouTubeチャンネルのホスト、JuliansRandomProjectはすでにソフトウェアのアップデートを受けた幸運な人の1人で、Falloutの様子や車両でどう作動するかをうつしたビデオをリリースした。Roadshowもアップデートを報道し、JuliansRandomProjectのビデオを掲載した。そのビデオは以下に埋め込んでいる。

Fallout Shelterはソフトウェアアップデートの中の1つの新機能にすぎない。車のオーナーが(駐車している間)Netflixや他のビデオを鑑賞できるシアターモードでビデオの再生や一時停止、早送りをコントロールできるようハンドルにいくつかの機能が加わった。

Traxという曲を録音できる機能も改良された。Traxではトラックの音を編集したり微調整したりできるピアノロールが表示されるようになった。

画像クレジット: Screenshot of Fallout Shelter

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(翻訳:Mizoguchi

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TechCrunch Japan

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