デロイトトーマツグループは3月26日、サイバーセキュリティに関するコンサルティングを行う新会社デロイトトーマツサイバーを2019年4月に設立すると発表した。同年6月より本格的に事業を開始する。
同社はこれまで、デロイトトーマツリスクサービスおよびデロイトトーマツコンサルティングにおいてサイバーセキュリティ関連に関わるチームを有していた。今回、新会社の設立でそれらのチームから120人を配置し、サイバーセキュリティに特化した事業を発足する。
デロイトトーマツグループはプレスリリースの中で、「人・モノ・組織・社会インフラなどがあらゆる境界を越えてつながりあうIoT時代に突入し、サイバーセキュリティは企業の重要な経営課題のひとつであると同時に、あらゆる経営変革に欠かせない要素」とコメント。サイバーセキュリティ領域における専門家集団として業界をリードしていくと目標を掲げた。