ニュースレターサービス「theSkimm」がミレニアル世代を惹きつける方法

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theSkimmのファウンダーDanielle WeisbergとCarly Zakinは本日開催している Disrupt NYC 2016に登壇し、メディアが今最も獲得したいオーディエンスである「ミレニアル世代」を引き込む方法について話した。

20代、30代のユーザーが気になっているニュースを簡潔に伝えること、そして広告表示について誠実であることが重要と話す。

知らない人のために説明するとtheSkimmは新しいタイプのメールニュースレターで、ウィットに富んだ文章を加えて、仕事をする若い世代のニュースを読む方法に変えている。

このスタートアップは1年半ほど前にローンチし、世界で350万のサブスクライバーを獲得するまでに急成長した。この数字はNew York Timesのデジタル版サブスクライバーより多い。

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プラットフォームには、デイリーニュースレターの「Daily Skimm」、他にも「Skimm Ahead」「Skimm the Vote」そして「Skimm Guides」がある。Snapchatで何を見るべきかやパナマ文書の概要、セレブのカーダシアン家の話などを伝える。

ファウンダーの両名は報道の世界でキャリアを積んできたが、ニュースビジネスにいない友人にもニュースにアクセスしやすくするために前職を辞めたという。

theSkimmのニュースは仕事を始めた若い世代を惹きつけているようだ。theSkimmはウイットを効かせた編集で何百万人もの「ミレニアル世代(18才から34才)」の関心を集めている。

theSkimmは他にも、オーディエンスを集めるための活動も実施している。1万3000人の「Skimm’bassadors(Skimmのアンバサダー)」がサービスを世に広めている。Skimm’bassadorsたちは友人にサービスにサインアップしてニュースを読むことを薦めるとトートバックなどの報酬をもらえるそうだ。

theSkimmはミレニアル世代のユーザーが納得するマネタイズの方法も見つけている。プラットフォーム上で宣伝するプロダクトについてユーザーに誠実であり、ネイティブ広告を活用しているという。

それとは別に、SkimmAheadアプリは同社にとって2番目の収入源になっている。サブスクライバーは月2.99ドルで最新イベントの情報やNetfilxで登場する新作などの情報を知ることができる。

簡単に言うと「スマホを見る時間は新しい『私時間』です」とWeisbergは言う。「theSkimmではその時間を楽しいものしたいのです」。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

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TechCrunch Japan

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