ネット上に常設の何でも鑑定団Gemrが$4.9Mを調達(コンピュータが鑑定人)

子どものころはいろんなものを集めていたけど、あるとき、同じものや似たものだけでまとめたら、それらが“がらくた”から“蒐集品”(コレクション)に変わることを知った。私は、ヴィンテージのカメラや、ユニコーンのフィギュア、Blythe dollwashi tape、自分が“Mad Men”のキャラクタになれるジュエリーなどなど、雑多なものを集めていた。私もほかの人たちと同じく、EtsyやeBayやもっと小さなストアで掘り出し物を見つけ、オンラインのフォーラムで同好の士に出会った。そうやってインターネットをサーフィンすることは十分役に立ったが、でもスタートアップのGemrは、求めるアイテムや仲間を、一箇所で簡単に見つけられるようにしたい、と考えている。

Gemrは今現在iOSアプリのベータのみで、Webサイトも今作り中だが、シリーズAで490万ドルを調達した。同社は独自の技術を使って、蒐集品の発見と値付けを助ける。今回の投資家はJames B. Hawkes(Eaton Vance Corp.の元会長でCEO)と協同ファウンダのGary Sullivanだ。SullivanはPBSの“Antique Roadshow”の鑑定人でもある。資金はiOSとAndroidアプリの完成と、Webアプリケーションの構築、そして全国マーケティングの展開に充てられる。

このアプリに登場するアイテムはeBayやEtsyにあるものと同じで、ヴィンテージのジュエリーや漫画の古書、家庭用品、などなどだ。いろんなものの蒐集家がそこにコミュニティ(同好の士の集まり)を作るためのプラットホームで、出されたアイテムは同社独自のCrowdScoreと呼ばれるアルゴリズムで値付けされる。そして売り手と買い手はリアルタイムで、ポストしたものの評価額を知ることができる。

ニューハンプシャー州のポーツマスで2013年に創業されたGemrはアプリとオンラインコミュニティをベータテスト中で、ローンチは2015年初めの予定だ。そのユーザベースとしては、1億人が見ていると言われるテレビの人気番組“Antiques Roadshow”や“American Pickers”の視聴者を想定している。

“これまでの蒐集家はいろんなWebサイトを飛び回ってアイテムを管理していた。売買ならeBay、コミュニケーションならFacebook、欲しいものを見つけるならPinterestとか。でも、一箇所で何でもできるところが、なかった。Gemrが、その問題を解決する”、とファウンダでCEOのTerry Andertonが、資金調達の声明文の中で言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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