ハッカーがOculusのCEOのTwitterアカウントを乗っ取って新CEOを発表…類似事件頻発

brendan-iribe-oculus12

OculusのCEO Brendan IribeのTwitterアカウントが水曜日(米国時間6/29)にハックされ、なんと!、新しいCEOが発表された。

アップデート: その後Brendanは自分のアカウントのコントロールを取り戻した。

Screen Shot 2016-06-30 at 1.03.23 AM
[ここに、Oculusの新しいCEOを発表いたします。]

これまでにも、テクノロジー系企業のCEOがTwitterアカウントを侵犯される事件が頻発している。でも今回のは、Travis Kalanick, Sundar Pichai, Mark Zuckerberg, Dick Costoloらのアカウントをハックしたハッカーグループの犯行ではないようだ。

水曜日の夜、IribeのTwitterプロフィールに、一時的にこんなものが載った: “hey its @Lid… im not testing ya security im just havin a laugh.”〔あんたのセキュリティをテストしてるよ、遊びでね。〕

そのハッカーがくれたDMによると*、パスワードは先月のMySpace侵犯から得た。Iribeのメールアカウントも盗もうと思ったが、二要素認証なのでだめだったそうだ。〔*: この時点ではBrendan Iribeになりすましている。以下のツイートも同。〕

Screen Shot 2016-06-30 at 1.03.01 AM
[OculusのCEOになってしまったぜ。お笑いだね。]

Screen Shot 2016-06-30 at 1.03.08 AM
[ゲームやテクノロジーの世界に最高にクールな技術を持ち込んだ人物が、同じパスワードを4年も使っていたとはね。たしかに、アホなCEOさんだよ。]

このハッカーは、本誌のファンではないようだ。

Screen Shot 2016-06-30 at 1.03.15 AM
[テククランチよりもテク腰抜けだね、そうだろ]amirite == Am I Right

 

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。