バーチャル先生が指導する子供向け英語学習アプリのMyBuddy.aiが約1億円を調達

米国時間4月7日、サンフランシスコを拠点に子供が英語を学ぶためのバーチャルツールを開発するスタートアップのMyBuddy.aiが、シードラウンドでLETA Capitalから100万ドル(約1億900万円)を調達したと発表した。この資金は新規市場の開拓と、健康に関するミニクラスなどの新機能の開発にあてられる。

MyBuddy.aiのアプリには「バディ」と呼ばれるAIのバーチャル先生が登場し、演習を通じて子供を指導する。MyBuddy.aiによれば、英語を学びたくても一緒に練習する人がいない子供が世界中に5億人いるという。また、同社のアプリは2年前にリリースされ、これまでに100万回以上ダウンロードされたとしている。

MyBuddy.aiの共同創業者でCEOのIvan Crewkov(イヴァン・クリューコフ)氏は、報道発表の中で次のように述べた。「パンデミックの影響でオンライン教育の需要は急速に拡大している。5億人の子供が第2外国語として英語を学ぼうとしている中で、優秀な英語教師の慢性的な不足はさらに深刻だ。AIを活用した先生である『バディ』は、教師が日常的に教えていることを担当する。バディは無限に英会話の練習を提供し、多数の子供を教えられる。しかもいつでも利用できる」。

3月にMyBuddy.aiは、Edwinと合併した。EdwinはMyBuddy.aiと同じく非ネイティブ話者の英語学習に特化したEdTechのスタートアップで、General Catalyst、Yコンビネーター、Google Assistant Investments Programから出資を受けている。Edwinのプロダクトには、アダプティブラーニングと自然言語を理解するAIを活用したチャットボットや、オンデマンドの個人指導サービスがある。MyBuddy.aiは引き続きこの社名を用い、合併した両社のテクノロジーをバディのアプリに統合することに努める。

画像クレジット:Aliyev Alexei Sergeevich / Getty Images

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(翻訳:Kaori Koyama)

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TechCrunch Japan

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