ここ数日で価格が高騰している仮想通貨。代表格のビットコインは、5月9日午後時点で1ビットコイン=20万円台にまで上昇している。
そんな中、コインチェックが手がけるビットコイン取引所「Coincheck」で5月9日午前、サービス障害が発生。入出金や売買などの取引を停止したと発表した。
【障害発生のお詫びと対応につきまして】
該当時間に行われた取引等に関しましては、障害発生時間である本日5月9日午前11:25(日本時間)の状態へ戻す対応とさせていただきます。原因、復旧につきまして、現在ご報告の準備を進めております。https://t.co/f41QkzxlJP— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2017年5月9日
コインチェックによると、5月9日午前11時台から正常はでない価格が表示されるという障害が発生したため、取引を停止。アプリやウェブサービスへアクセス・ログインできない状況が続いた。その後、障害が起きた5月9日午前11時25分へのロールバックを実施。
午後4時30分には全機能を復旧させ、Twitterアカウントでもアナウンスをしている。なお、取引再開時点でのレート前後の金額の注文はキャンセルになり、障害発生前の時点で対象となったロスカットが実行されている。
同社では、この障害がハッキングなど外部からの攻撃によるものではないと説明。ユーザーの個人情報や資産流失はないと説明している。原因や再発防止施策については、Twitterアカウントやブログ等を通じて逐次報告する予定だ。