ビデオの視聴者データを収集分析してマーケティングや営業活動を助けるVidyardが$35Mを調達

3028956788_5629cf5193_o

ビデオを利用するマーケティングや営業活動を改良すると自称するVidyardが、創業5年目を迎える本年年初早々、シリーズCで3500万ドルを調達した。

このラウンドをリードしたのはBattery Venturesで、これにBessemer Venture PartnersとSalesforce Ventures, OMERS Ventures, iNovia Capital, そしてSoftTech VCが参加した。Y Combinatorで孵化した同社は、これまでに計6000万ドルを調達したことになる。

Vidyardは、視聴者のデータを調べるためのいろんなツールを提供し、ユーザはそのデータをマーケティングや営業のツールで利用したり、コンテンツの個人化に利用したりする。顧客は、Honeywell, Lenovo, LinkedIn, MongoDBなどだ。

同社によると今回の資金は、主に新製品開発に投じられる。それは、“企業がビデオを顧客のエンゲージメントのために利用して、ネット上のオーディエンスのデジタルのボディランゲージを理解し、マーケティング等に利用できる”ための、ツールないしサービスだそうだ。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。