TechCrunchで記事を書いている人間は、あまり外に出ていく機会もない。自宅やオフィスで記事を書いていることが多いのだ。しかし冒険的な記者たちの中には「あくまでライブ」にこだわる者もいる。
そんな人たちにとって、大いに役立ちそうなのがSolocamだ。プロ仕様の自撮り棒なのだ(なんだよと思った方も取り敢えず先を読んでほしい)。カメラクルーなし(それでSolocamという名前なのだ)に、ライブでビデオニュースを発信することができる。従来の自撮り棒との違いは、高感度ブルートゥースマイクが搭載されていることだ。これはプロフェッショナルユースにもたえるものだ。
利用している姿全体をみればやはり奇妙な感じがしそうだが、しかしSolocamを使って制作したビデオはなかなかのクオリティに見える。またプロンプターとして利用したり、特殊効果を追加するためのアプリケーションも用意されている。醜いヒゲをアップにしないために角度を細かくセットすることもできる。
基本セットが50ドル、プロセットが149ドルの価格になっている。なお、より高性能なマイクとカメラマウントを同梱したスペシャルバージョンも用意されている。
なかなか良さそうに思えることだろう。ただこのSolocamを使ったところで、傍から見ればふつうの自撮り棒を使っているのと同じように見えることには注意しておきたい。自撮り棒と違って格好良く見える、というようなことはないのだ。ただ外見を気にしないのであれば、便利に使える場面も多いのではないかと思われる。
Solocamは現在、Indiegogoにてキャンペーン展開中だ。
(余計な訳注:いらないよ、と思う人も下のビデオはぜひ見てみると良いと思います)
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(翻訳:Maeda, H)