2019年はZoom(Nasdaq:ZM)にとって素晴らしい年となっている。Zoomは木曜日、アナリストの予測を上回る第1四半期の決算を発表した。
今年の大当たりの1つとされるIPOを今年4月に実施して上場企業となった収益をあげているビデオ会議のZoomは、2019年4月30日までの3カ月間の売上高として1億2200万ドル(約132億円)を計上し、前年同期比109%増だった。
このニュースを受け、Zoomの株価は時間外で上昇している。株価は米国時間6月5日、79ドル超と2%上昇した。IPO後の2カ月で、同社の株価はIPO価格の2倍超で取引されている。
「公開企業としての第1四半期は、Zoomのビデオコミュニケーションプラットフォームが広く受け入れられたことにより、売上高が前年同期比103%増となった」と創業者でCEOのEric Yuan氏は発表文で述べた。「顧客に幸せを届けるのは我々の最優先課題だ。顧客をハッピーにできれば、今後も成功するはずだ」。
かつてノーマークのユニコーン企業だったZoomは、周囲の期待をものともしていない。同社は4月にIPO価格をわずか36ドルとし、Nasdaqデビューを81%上昇で飾った。
第1四半期決算では、Zoomは再び期待を上回った。アナリストの予測では売上高は1億1140万ドルで、1株あたりの利益は1セント以下とされていた。しかし実際には1株あたりの利益は3セントだった。
通年見通しとしてサンノゼ拠点のZoomは、年間売上高はを億3500万ドル〜5億4000万ドル、non-GAAP収益(損失)を0〜300万ドルと見込んでいる。
イメージクレジット: Kena Betancur / Stringer / Getty Images
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(翻訳:Mizoguchi)