たしかに新しいiPhoneは前のモデルより速い・・・〈紙の上〉では。しかし、このスピードアップがどう日常の利用に変換されるのか? これは人生最古の疑問の一つだ。研究者や科学者たちが無限の時間を費しても解けていない。
いや、違うかもしれない。ともあれ、休日の午後この2分間のビデオに収められたテストを見るのも悪くないだろう。
2007年以来に発売された8世代のiPhoneを勢揃いさせ、同期をとるために文字通り多くの手を借りたEverythingApplePro YouTubeチャンネルの連中は、起動からウェブサイトの読み込みまでの基本動作において、どのモデルが早いかを直接対決させた。
わかったこと:
- 一列に並んだiPhone群を、長~いスワイプ1発でアンロックする様はなかなかの光景である。
- 3G/3GSから4へのスピードの飛躍は〈膨大〉である。ブラウジングのテストでは特に顕著だ。これは新しいOSでSafariが変わったことによる影響が大きいに違いない(3GSはiOS 6.1.3を最後に、3ははるか昔の4.2.1でサポートが打ち切られている)。
- iOS 7はシャットダウンに驚くほど時間がかかる。
- iPhone 4でiOS 7を動かしている人は、少し変わっている。起動にはほぼ無限に時間がかかる。
- 4S以降、日々の基本的な使い方(ページの読み込み等)におけるスピードの違いは、世代を追うごとに僅少になっていく。5以降になると、その差は殆ど感じられない。性能を要求するアプリ(3Dゲーム等)では、その差が明らかになるが、ブラウジングのような日々の出来事に関しては、大きく発展する余地はなさそうだ。
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(翻訳:Nob Takahashi)