ピアツーピア空港レンタカーのFlightCar、1350万ドルを追加調達

FlightCarは、世界中の空港にある車をレンタルできるようにしたいと考えている。そして今日(米国時間9/10)、事業拡大のために新たに1350万ドルを調達したことを発表した。調達ラウンドの幹事はGGV Capitalで、同社のマネージングパートナー、Hans Tungが取締役会に加わる。

FlightCarを使うと、旅行者は米国内の様々な空港近くにある同社のカーロットに車を置き、旅行中無料で駐車しておける。これらの車は、その空港を訪れる旅行者に、一般のレンタカー会社より大幅に安い料金で貸し出される。

車はレンタルの前後に清掃され、FlighCarはサードパーティーの輸送サービス会社と提携して、顧客をシャトルバスでカーロットと空港間を運ぶ。この種の運用をさばくのは困難な挑戦だが、同社は創業以来3万人のメンバーを集め、1万台の車をレンタルしてきた。

共同ファウンダー・CEOのRujul Zapardeによると、このプラットフォームを利用しているのは典型的アーリーアダプターだけではない ― 実際メンバーの1/3はシニア世代だ。さらに、ユーザー調査によると、ユーザーの大半は口コミによって登録した。

18ヵ月前に開業して以来、徐々に新しい空港に進出している。サンフランシスコ国際空港からスタートし、その後ボストンのローガン空港、ロサンゼルス国際空港、そして近々シアトル・タコマ国際空港でもオープンする。

Zapardeは、FlightCarがCGVを選んで理由について、同社が中国のEhi Auto ServiceやGrabTaxiなどの輸送サービスとつながりがったためだと私に話した。そのため、同社はFlightCarが他の空港への拡大するために必要な知識を豊富に持っている。

FlightCarは、今回の調達の前に650万ドルの資金を得ている。今回のラウンドには、General Catalyst、SoftBank Capital、およびFirst Round Capitalらの既存出資者に加え、新たにComcast VenturesとFacebook共同ファウンダーのEduardo Saverinが参加した。

【日本語版注:FlightCarのウェブページによると、車がレンタルされた場合、所有者は1マイル当たり0.05~0.20ドル(車種、年式による)の報酬を受け取る。】

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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