フリーランスの労働者はアメリカの労働人口の1/3を占めるが、やがて40%近くになるという調査結果もある。そして確かに、さまざまな分野でギグエコノミー(gig economy)がとても大きくなっている。
そして、そのニーズに応えるマーケットプレースも成長が続いている。企業にフリーのコンサルタントや人材を紹介するマーケットプレースExpert360も、今回1000万ドルの資金調達を果たした。
同社はオーストラリア出身だが、市場の急成長にお尻を押されて、本誌主催のスタートアップ・コンペBattlefieldに出場するまでに成長した。
この投資をリードしたのは、オーストラリア最大のVCファンドAirTree Venturesだ。これでExpert360の総調達額は2100万ドルになり、アメリカとアジア太平洋地域への進出が可能になった。既存の投資家の中には、シンガポールのFrontier Venturesもいる。
Expert360のプラットホームは今やグローバルで、90か国あまりから15000名以上の独立系のコンサルタント等が登録している。同社は人材の“品質管理”に厳しく、応募者の内、実際に登録されるのは、6人中1人ぐらいの割合だ。