ボイスメディアVoicyが月額課金機能「プレミアムリスナー」を公開、インターネットから「声のプロ」の輩出目指す

ボイスメディアや企業向けボイスサービスを開発・運営するVoicyは9月8日、月額課金機能「プレミアムリスナー」を公開したことを明らかにした。すでに9月1日よりサービスは始まっており、1カ月あたり100円~3万円で自分のチャンネルにプレミアムリスナー価格を設定できるというもの。

プレミアムリスナー限定の放送と無料のレギュラー放送は自由に切り替え可能で、自分に合ったスタイルでプレミアムリスナーとの関係性を構築できるのが特徴とのこと。具体的な活用例としては、ファンクラブ・オンラインサロン、講演会、声のコミュニティなどを想定している。

プレミアムリスナーは、現在一部のパーソナリティからスタートしており、対応チャンネルは今後順次拡大される予定だ。

同社代表取締役CEOの緒方憲太郎氏は自身のnote記事でプレミアムリスナーついて「インターネットから『声のプロ』を出したい」と語る。同氏によると「メインコンテンツは基本無料で、自分のメインコンテンツを有料にした時点で負ける時代が来ている」というのが現状で、「プレミアムリスナー機能は、無料のメイン放送でリスナーの心をつかんで舞台裏で対価をもらうという、コンテンツ課金ではなく関係性課金として考えた」とのこと。同氏は「Voicyを音声発信者にとって最高のプラットフォームにすることで、声で活躍する人を増やし、声を楽しむ文化を浸透させたい」という意気込みも語っている。

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TechCrunch Japan

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