ポートランド市、Uberを訴える


まだ月曜日(米国時間12/8)だというのに、Uberには何という一週間だろう。同社はニューデリーで営業停止になり、オランダを追い出され、今度はオレゴン州ポートランド市が彼らを訴えようとしている。

Uberは金曜日にポートランドでスタートしたばかりだが、市の運輸局は早くも鉄鎚を下した。

争点? みんなが知っていることだ。同市には乗合自動車が従うべき条令があり、Uberにもそれを守ってほしいと言っている。合意するまで市はUberに境界内で運用させたくない。

市はUberに営業を停止するよう警告状を発行し、裁判所に執行を依頼した。

もしUberが同市で営業を続ければ、会社および運転手個人両方に、相当な額の罰金を徴収される。違反のある毎に、会社1500ドル、運転手には最低2250ドルの違反キップが切られる。たとえ1日に1~2件であっても、1年後には数百万ドルになる。

Uberには同社が運用している市の命令を無視してきた歴史がある。Uberが参入している他の多くの都市とは異なり、ポートランド市当局は、運転手個人から直接罰金を徴収すると明言している。Uberが2000ドル超のチケットを毎回肩代わりすると約束しない限り、運転手にハンドルを握らせるのは困難だろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。